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アクチュエータ

目次 †

アクチュエータ †

• 種々のエネルギー源からパワーを得て、機械を動かし仕事をする機器のこと。
• 自動化のための制御要素のひとつとして、色々なものが開発され応用されてきた。
• アクチュエータは、メカトロニクス分野への応用が大きな展開を見せている。
  • 制御要素としてコンピュータなどのエレクトロニクス機器や回路との結び付きが容易であることが重要である。
• 電気的に回転運動を作るモーターと区別するために、電気的に往復運動を作る電磁プランジャのことを広くアクチュエータという。
• 最も単純なアクチュエータは、リレー（電磁リレー）・ベル（電鈴）などである。

アクチュエータの性質 †

　アクチュエータは目的から一般的に次のような性質を備えていることが必要である。

1. 速応性
   • 指令を受けて速やかに動作すること。
2. 耐久性
   • 急速かつ頻繁な加速減速に耐えること。
3. 安定性
   • 精度や応答速度が常に安定していること。
4. コンパクト性
   • 小型軽量で簡単な構造であること。
5. 安全性
   • 過負荷などの異常時にも焼損や破損しないこと。

アクチュエータの種類 †

エネルギー源による分類 †

電気 †

• 電動アクチュエータ
  • 電磁石と電磁石の応用製品
    • 電磁石
    • 電磁石応用製品
  • 電動機
    • 直流電動機
    • 交流電動機
    • サーボモーター
    • ステッピングモーター

油圧 †

• 油圧アクチュエータ

空気圧 †

• 空気圧アクチュエータ

その他（圧力など） †

• 超音波モーター
• 形状記憶合金アクチュエータ

参考文献 †

• 『イラスト・図解　機械を動かす電気の極意　自動化のしくみ』