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目次

クラスレスアドレッシング(classless addressing)

  • クラスという区分けをなくしたアドレッシングのこと。
    • クラスによるグルーピングを行う。
    • クラスの固定的な割り振りを止め、自由に割り振りができる。
  • クラスレスアドレッシングを実現するのがCIDR(Classless Inter-Domain Routing)である。
    • CIDRはその名の通り「クラスによらないドメイン間のルーティング」であり、ネットワークラスを無視してIPアドレスを小さなネットワークに区切って割り振れる。その区切ったネットワークを1つのネットワークに集める。
  • 対義語:クラスフルアドレッシング
  • クラスを使っていれば、クラスによってネットワーク番号に使うビット数が自動的に決まり、それによってホスト番号に使うビット数も決まるわけである。
    • それに対してクラスレスの場合、クラスを使わず、必要に応じたビット数にする。
      • 例えば、ネットワーク番号が18ビット必要で、その番号を「1010 0000 0000 0001 01」とするといったように決められる。

クラスレスアドレッシングの問題

  • クラスにぴったり当てはまらないと使用しないIPアドレスができてしまう。

[例]1,000個のIPアドレスが必要なネットワークを構築したいとする。

 クラスCネットワークは256個のIPアドレスしかないため、アドレスが足りない。
 一方、クラスBネットワークは65,536個のIPアドレスがあるため、アドレスは足りる。

 このようにクラスCの256個では少なすぎるため、クラスBの割り当てを望む組織が多い。しかし、クラスBネットワークの使用を許可するとクラスBネットワークが不足してしまう。また、クラスBの65,536個では多すぎて使われないIPアドレスが多い。 ◇

必要に応じてビット数を決める方法

 必要なIPアドレスから決定する。

[例]ネットワーク番号が18ビットならば、ホスト部に使えるのは14ビット(=32-18)、即ち16,000個が使えるIPアドレスということになる。
 このように必要なIPアドレスの個数からネットワーク番号を決める。 ◇

参考文献

  • 『3分間ネットワーク基礎講座 改訂新版』
  • 『小悪魔女子大生のサーバーエンジニア日記』