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目次

コンピュータ名

  • NetBIOS名
    • コンピュータ名という用語は一般的な名称で、ホスト名と混同されたり、誤解されたりする可能性がある。それを避けるためにNetBIOS名と呼ぶこともある。
  • Windowsネットワークに参加している個々のコンピュータ(ノード)の名前。
  • ホスト名とコンピュータ名は異なる。
    • ホスト名はIPアドレスに付けられた名前である。つまり、ホスト名はTCP/IPの世界でしか使えない。
    • 一方、WindowsネットワークはTCP/IP上で動作しているとは限らない(TCP/IPの代わりにNetBEUIを使っている可能性がある)。そこでWindowsネットワークでは個々のコンピュータを識別するためにコンピュータ名を使用する。

コンピュータ名の名前解決

  • コンピュータ名の名前解決とは、「コンピュータ名」から「IPアドレス」に変換することである。
  • コンピュータ名の名前解決にはいくつかの方法が使われる。

[補講]ホスト名の名前解決は、hostsファイルとDNSが使われている。 ◇

ワークグループネットワーク上のコンピュータ名の名前解決

  • 主にブロードキャストによる方法が用いられる。
  • この名前解決の仕組みは、DNSのネームサーバーのようなものが不要であり、また名前とIPアドレスの対応関係をどこかに登録する必要がない。
  • 誤って同じコンピュータ名を複数のコンピュータに設定し舞う可能性がある。
  • ブロードキャストで問い合わせるために、ルーターより先にあるコンピュータの名前解決ができない。
    • ルーターはブロードキャストドメインを分離する。つまり、問い合わせのパケットはルーターを超えることができない。

ルーターを超えるための仕組み

  • lmhostsファイル
    • コンピュータ名とIPアドレスの対応表。
      • ホスト名の名前解決に使われるhostsファイルに相当する。
    • hostsファイルと記述形式が似ている。
    • hostsファイルと同じ"C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\ETC"ディレクトリにlmhostsというファイルを作成すると機能する。
      • このディレクトリ内にlmhosts.samというサンプルファイルがあり、それを参考にする。
  • WINS
    • WINSサーバーはコンピュータ名の名前解決に使われるサーバーである。
      • ホスト名の名前解決に使われるDNSに相当する。
    • 現在のWindowsネットワークではコンピュータ名の名前解決ができなかった場合、ホスト名の名前解決の仕組みを使うことになっており、必ずしもWINSは必要でなくなってきた。そのため、現在のWindowsネットワークではWINSを使用しないこともある。

名前探索

  • コンピュータ名の一覧を求めること。

名前探索の手法

  • 通常のワークグループネットワークかつWindowsXPまでのWindowsの場合には、コンピュータブラウザになっているコンピュータに問い合わせることによって実現している。
    • コンピュータブラウザは自分のワークグループにあるコンピュータ名の一覧を保持しており、問い合わせに応じることになる。
  • Windows Vista移行ではコンピュータブラウザのほかに、SSDPとWSDが用いられる。
    • 新しい方法が用いられるようになったのは、コンピュータブラウザから返ってくるコンピュータ名の一覧は、必ずしもその時点でネットワークに繋がっていて通信可能なコンピュータ名の一覧とは限らないからである。また、コンピュータブラウザが返すのはコンピュータ名を持っているWindowsネットワークに参加している機器に限られるからである。
      • SSDPではルーターなどのネットワーク機器を探索できる。
      • WSDではWSD対応端末(Windows Vista以降のWindowsのパソコンや、WSD対応のプリンタなど)を探索できる。
  • WindowsVista以降では、コンピュータブラウザ・SSDP・WSDの結果をまとめて、エクスプローラのネットワークなどに表示する。
  • WindowsVista以降ではIPv6にも名前解決手段として、LLMNRがある。

参考文献

  • 『Lepton先生の「ネットワーク技術」勉強会』