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目次

ベルグソンの言語批判

 ベルグソンは『意識に直接与えられたものについての試論』において、<持続>、< 質>、<時間>といった「意識に直接与えられたもの」に立ち戻る必要性を説いている。それを妨げるものとして、質と量との混同、空間による時間の汚染などを挙げ、そこに言語が一役買っていることを強調している。

 その後、『創造的進化』において、これまで批判的に語りつづけてきた知性や言語といったものを取り上げなおし、それらが実は状況や自分自身に埋没せず、それから距離を取ることによって、開かれた持続や創造を可能にすると言う人間特有の優れた能力であることを強調する。

参考文献

  • 『20世紀言語学入門 現代思想の原点』加賀野井秀一(講談社現代新書)