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自律訓練集中法

目次 †

自律訓練集中法 †

　1932年にドイツの精神科医シェルツによって体系化されたリラックス法である。5分間で実践でき、しかも気分を切り換えて再び集中力を取り戻すことに効果的である。

　感情の高ぶりやストレスを除くのに効果があるので、多くのビジネスコンサルタントに取り入れられた。本番前の緊張感を取り除くのにも効く。例えば、プレゼンテーション直前などもそうだろう。

自律訓練集中法の手順 †

1. 気持ちがとても落ち着いている。
2. 手足が鉛のように重たくなる。
   • 実際に鉛のようなものが手足にぶら下がっている状態をイメージする。
3. 手足がポカポカ温かく感じる。
   • カイロや湯たんぽで手足が温められている状態をイメージする。
4. 心臓が穏やかに打っている。
   • 鼓動を頭の中でイメージする。
5. とても楽に呼吸する。
6. おなかのあたりがとても温かくなる。
   • 再びカイロや湯たんぽをイメージする。
7. 額が涼しく感じる。
   • 風が吹いて涼しくなることをイメージする。
8. 5つ数えるとすっきりする。
   • 終了。

参考文献 †

• 『仕事の道具箱』