ビジュアル表現とは、図表・グラフ・その他の図解(画像など)・マルチメディアを用いた表現のことである。
ビジュアルデータは文字データの約5〜10倍の速度で理解される。そのため、適切なビジュアル表現はプレゼンテーションなどで非常に効果的である。
相関関係の表現 | 構造表現 | 評価・判定の表現 | 計画の表現 | 整理・発見の表現 | |
円交差チャート | ○ | ||||
網目チャート | ○ | ||||
二軸法(表型) | ○ | ||||
二軸法(図型) | ○ | ||||
ダイヤモンドチャート | ○ | ||||
焦点チャート | ○ | ||||
拡散チャート | ○ | ||||
円多重チャート | ○ | ||||
三角チャート | ○ | ||||
フローチャート | ○ | ||||
Jチャート | ○ | ||||
SDチャート | ○ | ||||
ランキングチャート(順序チャート) | ○ | ||||
ガントチャート | ○ | ||||
パート図(アローダイアグラム) | ○ | ||||
デシジョンツリー | ○ | ||||
親和図 | ○ | ||||
系統図 | ○ | ||||
連関図 | ○ | ||||
特性要因図 | ○ | ||||
マトリクス図(L型図) | ◎ | ○ |
内訳の表現 | 大小・順位の表現 | 推移の表現 | その他の表現 | |
円グラフ | ○ | |||
半円グラフ(相対半円グラフ) | ○ | |||
二重円グラフ(内訳円グラフ) | ○ | |||
構成比率棒(帯)グラフ | ○ | |||
構成比層グラフ | ○ | |||
パレード図 | ○ | |||
正方形グラフ | ○ | |||
円→円グラフ、円→棒グラフ | ○ | |||
棒グラフ | ○ | ◎ | ||
水平棒グラフ | ○ | ◎ | ||
積み上げ棒グラフ | ○ | ◎ | ||
重ね合わせ棒グラフ | ○ | ◎ | ||
複号棒グラフ | ○ | ◎ | ||
相対(水平対象)棒グラフ | ○ | ◎ | ||
ピラミッドグラフ | ○ | |||
偏差棒グラフ | ○ | ◎ | ||
面積グラフ | ○ | |||
層グラフ | ◎ | |||
折れ線グラフ | ○ | |||
階段グラフ | ○ | |||
道線グラフ | ○ | |||
浮動棒グラフ | ○ | |||
ファンチャート | ○ | |||
レーダーチャート | ○ | |||
損益分岐点グラフ | ○ | |||
点グラフ | ◎ | ○ | ||
散布図 | ○ | |||
三角グラフ | ○ | |||
複号グラフ(棒グラフ+折れ線グラフ) | ○ |
同じ図解やグラフであっても、配置によって相手の理解が変わってくる。また、同じ情報を表現しようとしても、適切でない図解やグラフを選択してしまえば、効果は半減してしまう。
矢印を使えば、自然に論理の手順を理解させることができる。矢印の意味がはっきりさせておけば、読み手の誤解を招かない図が描ける。
矢印には次のような意味を持つことを考えて、活用するとよい。
このような意味を明確にするためには工夫も必要である。文字とアイコンを併用して使えば、なおよい。