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目次

物理プランの最適化

  • 物理プランを生成する過程において、インデックスの使用を決断することを物理プランの最適化と呼ぶ。
  • 最適な物理プランとは、実行に要する処理時間が一番短いと思われるものである。
    • 処理時間はデータファイルのフラグメンテーションやCPUおよびディスクI/Oの負荷の状態などに左右されるため、実際に物理プランを実行エンジンで実行して、その処理時間を測定しない限り、処理時間が一番短いものを見つけることは難しい。しかし、それでは実際のDBシステムとしての実用化は難しいため、何らかの指標を用いて、処理時間が一番短いと思われるものを選択する方式を導入するう必要がある。

物理プランの最適化方式

ルールベース方式

  • 事前に物理プラン選択の優先順を定義したルールを用意し、該当する物理プランのうち一番優先順位の高いものを選択する方式である。
  • ルールベース方式はテーブルの容量やカラム値の分布などをまったく考慮しないため、データ量の増減などの状況変化が起こっても、常に同じ物理プランを生成する。

コストベース方式

  • DBシステムのカタログ内に格納されている各種統計情報を用いて、コストと呼ばれる最適化のための指標を算出し、そのコストが最も小さい物理プランを選択する方式である。
    • コストとは物理プランを実行する上で必要となる様々なリソース(CPUやディスクI/Oなど)の使用量を定量化したものである。

参考文献

  • 『RDBMS解剖学』