目次 †
Windowsネットワークの歴史 †
- 最初のWindowsネットワークはTCP/IPとは無関係に成立した。
- 初期の頃には第3層・第4層のプロトコルとしてはNetBEUIが使われ、他のプロトコルは利用できなかった。
- その後Windowsネットワークでも、第3層・第4層のプロトコルとしてNetBEUIと並んでTCP/IPが使えるようになり、現在ではNetBEUIはほとんど使われなくなった。
初期のWindowsネットワークでNetBEUIが使われていた理由 †
- NetBEUIはTCP/IPより単純なプロトコルなので、処理のためのソフトウェアが小さくて済む。つまり、少ないメモリで動作する。
- 当時はメモリが高価であったため、PCに大容量のメモリを搭載するのが困難であった。
- 仮に大容量のメモリを搭載しても、当時のPC用のOSにはそれを効率的に利用する機能がなかった。
- インターネットが普及する以前であったため、PCでTCP/IPを使えるようにする必要性はそれほどなかった。
Windowsネットワークにおけるプロトコルの階層 †
NetBEUIの場合
TCP/IPの場合
Windowsネットワークのファイル共有・プリンタ共有 †
- クライアント・サーバー型である。
- (ファイル共有・プリンタ共有の)サーバーは、フォルダ・プリンタを共有する側である。自分のディスク内や接続しているプリンタを他に公開する。
- (ファイル共有・プリンタ共有の)クライアントは、共有(公開)されているフォルダやプリンタを利用する側である。
参考文献 †