このページをはてなブックマークに追加このページを含むはてなブックマーク このページをlivedoor クリップに追加このページを含むlivedoor クリップ

  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
*目次 [#b1e313e1]

#contents


*脆弱な鍵を採用しているメーカーのリスト [#c374a7d2]
 不正に解錠されやすい車のメーカーの一覧を次に示す。

|順位|メーカー|
|1|ニッサン|
|1|スバル|
|2|ホンダ|
|3|スズキ|
|3|ダイハツ|
|4|三菱|
|5|マツダ|
|5|トヨタ|


*ピッキングツールによる開錠 [#n540ccfe]

**動画で理解する [#o4b5f56a]

-[[動作1:http://akademeia.info/main/douga/pickcar2.mpeg]](トランクの鍵)
-[[動画2:http://akademeia.info/main/douga/car.mpg]](サイドの鍵)
-[[動画3:http://akademeia.info/main/douga/trunk.mpg]](トランクの鍵)


*JIGGLER利用による開錠 [#m8ae15a2]

・''JIGGLER''というファイブマジックキーのようなものを利用して開錠できることもある。

#img(http://akademeia.info/main/image8/jug.gif)
「SJG-10」(実売価格23ドル)
#img(,clear)

・JIGGLERは通常10つのピックがセットになっていて、ダブルサイドキーのような見た目である。

#img(http://akademeia.info/main/image8/j4.GIF)
標準的なセット
#img(,clear)

#img(http://akademeia.info/main/image8/j3.gif)
簡易的なセット
#img(,clear)

・JIGGLERは、ちょっとしたテクニックがあれば簡単に扱える。テンションさえ使わずにすむ。 

・使い方は、セットの中からマスターキーに最も近いJIGGLERを選択する。 

 それを鍵穴に入れて、時計回りまたは半時計回りに軽く回してテンションを掛ける。その状態のままJIGGLERを出し入れをしてレーキングする。うまくいけばこれだけで鍵があく。

#img(http://akademeia.info/main/image8/j2.gif)
#img(,clear)

・鍵を掛けたい場合はJIGGERでテンションをかけた状態で、上下に動かせばよい。


*スチールフィンガー利用による換気窓の突破 [#m7a6e3c4]

・次のようにスチールフィンガーを使うことでスライドボルト(slide bolt)を開けることができる。

#img(http://akademeia.info/main/image8/win6.jpg)
#img(,clear)

・また、次のようにスチールフィンガーを使うことで回り継手(swivel)を開けることができる。

#img(http://akademeia.info/main/image8/door6.jpg)
#img(,clear)

・針金で作ったスチールフィンガーの簡易版でも開錠可能。

#img(http://akademeia.info/main/image8/car18.jpg)
#img(,clear)

*マイナスドライバー利用による換気窓の突破 [#y535a4c3]

・マイナスドライバー(またはお好み焼きを作るへらみたいなモノ)で換気窓の隙間を作り、そこから特殊な刻み目のある薄い板を入れ、窓を開けるための回転ハンドルを回して窓を開けていくことができる。窓が開いたら、外から手を伸ばして、ドアの鍵を解除すればよい。

#img(http://akademeia.info/main/image8/win7.jpg)
マイナスドライバーで開いたところ
#img(,clear)

#img(http://akademeia.info/main/image8/car16.jpg)
お好み焼きを作るへらみたいなモノで開いた
#img(,clear)

#img(http://akademeia.info/main/image8/car17.jpg)
ドアハンドルを回す道具
#img(,clear)


*隙間からのドアロックの解除 [#j44b98d6]

・次のようにへらのようなものでドアの上部に隙間を作り、内側に細い道具を差し入れて、ドアロック(プッシュタイプ)を強制的に引き上げ、ドアを開錠することができる。

#img(http://akademeia.info/main/image8/car19.jpg)
#img(,clear)


*差し金利用による解錠 [#j12c2207]

・差し金を使うには、ドアとドアガラスの間に、一定の隙間があることが前提となる。この隙間は差し金の道具が入るだけの隙間があればよいのだが、年式の新しい車種に関してはこの隙間がほとんどない。それも高級車であるだけ隙間が厳しい。 

 隙間を広げるための道具(エアバックのようなもの)もあることはあるが、それでも条件がうまく合致したときでなければうまくいかない。 

・縦に通るロッドは、上に引き上げるだけで簡単にロックが解除されてしまう。 

・ドアロックのレバーがドアの前方にある場合、水平方向に動かすとロックが解除される。

・窃盗団は同型の車で何度も練習しています。

・差し金のワイヤーツールを使って、プッシュボタンタイプのドアロックを解除できる。 

 HEADの方を上にして持つ。それを横にして図のようにドアの隙間に入れていく。下まで来たら、回転してから上に引くと、ドアの中にあるロック機構の一部である棒を上に引っ張ることになり、鍵が開く。最後にドアロックの押すところが上に出ていることがわかるはずだ。

#img(http://akademeia.info/main/image8/sasi1.jpg)
#img(,clear)

**ツール、アクセサリ [#sb3ab06e]

更新予定
***スリムジム(Slim JIM) [#h9a01679]

#img(http://akademeia.info/main/image8/slim.gif)
#img(,clear)

・差し金の中で最も基本的な道具。

・押すことも引くこともできるマルチタイプ。

・多くの自家用車やトラックで利用できる。

・実売価格20ドル前後。

***アンダーガラスツール(Under-Glass Tool) [#z31818df]

・実売価格35ドル前後。

#img(http://akademeia.info/main/image8/car3.gif)
標準的なバージョン
#img(,clear)

#img(http://akademeia.info/main/image8/car9.gif)
ワイドバージョン
#img(,clear)

***ダブルLツール [#i7bccbaf]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car4.gif)
#img(,clear)

・多くの自家用車やトラックで利用できる。

・実売価格40ドル前後。

***水平フックツール(Horizontal Hook Tool) [#md267d8a]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car10.gif)
#img(,clear)

***折りたたみツール(Collapsible Tool) [#m7eb72a8]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car11.gif)
#img(,clear)

***アンダーボタンツール(Under-the-button Tool) [#pda3fc18]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car12.gif)
#img(,clear)

***空気くさび、エアウェッジ(Air Wedge) [#za0b176b]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car13.gif)
#img(,clear)

***ラッソ(Lasso) [#q8f72f96]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car5.gif)
#img(,clear)

***Lツール [#e2864da1]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car6.gif)
#img(,clear)

***くさび(WEDGES) [#ta3d7ac5]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car7.gif)
#img(,clear)

・2つでセット。

・プラスチック製で、これをドアの窓の隙間に差し込むことによって、差し金を差し込む隙間を作る道具。

***オートくさび [#jdd34ceb]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car21.gif)
#img(,clear)

・HPC PW-100

・実売価格49ドル前後


*スリムジム利用による自動車の錠の解錠 [#h7037c1c]

・''スリムジム(Slim JIM)''は、自動車の錠を開けるための基本的な道具(差し金の一種)である。 

・通常次のBタイプの形になっているが、もう片方にAタイプの形がついているものもある。

#img(http://akademeia.info/main/image8/car21.jpg)
Aタイプ
#img(,clear)

#img(http://akademeia.info/main/image8/car20.jpg)
Bタイプ
#img(,clear)

・次の図を参考に自作するのもよいだろう。

#img(http://akademeia.info/main/image8/car22.jpg)
#img(,clear)

・実際にドアの内部では次のようになっていて、差し金(ここではスリムジム)でプッシュボタンを制御するロッドをいじることができる。

#img(http://akademeia.info/main/image8/car23.jpg)
#img(,clear)

 原理はわかってもらえたと思うが、実際にやってみると最初はなかなかうまくいかない。スリムジムを差し込んですぐに錠前部にアクセスできることはめったにない。スリムジムを差し入れたまま、何度も試してみるのだ。その際、鍵を差し込む場所やガラス越しに中をみてロックを解除するプラグの場所を参考にするとよいだろう。しかし、決して乱暴にやってはならない。力を入れないとダメな場所は大抵間違ったところに引っ掛けたりしているはずだ。 

・次のように2つの穴を開けて、そこに糸を通して、輪を作る。それをうまく利用して、開錠することもできる。

#img(http://akademeia.info/main/image8/slim1.jpg)
カスタマイズされたスリムジム
#img(,clear)

#img(http://akademeia.info/main/image8/slim2.jpg)
ループオープナー(loop opener)
#img(,clear)


*ドアの取っ手からのアプローチ [#m1751c15]

#img(http://akademeia.info/main/image8/car_handle.jpg)
#img(,clear)


*各種種別と開錠ツール(スリムジム、差し金)の使い方 [#a76c376a]

**GM [#v0bb5a06]

***基本 [#w31966cb]

・スリムジムのAタイプ側を使う。

・1と1/2インチ差し込んで、押し下げ、ロックを通過する。それから、ゆっくりとスリムジムを引き上げて先端にひっかける。そのまま1インチ上に上げる。

・いくつかのモデルでは、外に厚く出っ張っている。その場合、わずかにスリムジムをカーブさせて入れる必要があるだろう。

・次の画像はGMとクライスラーの車の錠前のところを上から見たところである。
DepressのところをスリムジムのA側で押し下げる。

#img(http://akademeia.info/main/image8/ab1.jpg)
#img(,clear)

***1969 GM [#j51998ea]

・ドアにイグニッションのためのキーコードが記載されている。

・よって、キーカッターがあれば簡単に純正キーなしで、合鍵が作れてしまうのだ。 

***1974 GM [#p3c03004]

・スリムジムのBタイプ側を使う。

**クライスラー(CHRYLSER) [#b3265538]

***基本 [#kd9f66d5]

・スリムジムのAタイプ側を使う。

・1と1/2インチ差し込んで、押し下げ、ロックを通過する。それから、ゆっくりとスリムジムを引き上げて先端にひっかける。そのまま1インチ上に上げる。

***1974 CHRYSLER [#c1eff1db]

・この年に出た多くのモデルが、箱型のシートメタルシリンダークリップを備えている。

・そのため、スリムジムでは通常開けることができない。

**FORD MOTOR CO. [#je284154]

***基本 [#m492414a]

・次の画像はフォードの車の錠前部を横から見たところである。

#img(http://akademeia.info/main/image8/ab2.jpg)
#img(,clear)

 スリムジムのB側を使ってひっかけ上に押し上げる。

***1965〜1969 Ford [#t76968ff]

・この時期のフォード車は、スリムジムのBタイプ側を使う。

**トヨタ(TOYOTA) [#ge0c3efb]

-[[RX30,K-BU20,TR10V:http://akademeia.info/main/image5/t1.JPG]]
-[[B-TF61,B-TA40,E-TA46,J-KE71V,RH35V,A-MS90:http://akademeia.info/main/image5/t2.JPG]]
-[[E-MS105,E-MX41,E-TA46:http://akademeia.info/main/image5/t3.JPG]]
-[[E-GS121,E-KE55,E-TX50,E-TA41,E-RX41,B-KE50:http://akademeia.info/main/image5/t4.JPG]]

***セルシオ [#lfbc7a7b]

・内溝キーが採用されている。鍵山がキーの外側に向かってではなく、内側に向かって溝のように設けられている。

・ディスクタンブラー錠の変種。

・開錠するためには専用のテンションが必要。

**ニッサン [#ref34f38]

*ドアロックの除去 [#jb3100ee]

・自動車の鍵開けの標準的な方法として、ドアロックの除去がある。 

・例えば、クライスラーやフォードのドアロックは次のようになっている。

#img(http://akademeia.info/main/image8/doorlock1.jpg)
クライスラーのドアロック
#img(,clear)

#img(http://akademeia.info/main/image8/doorlock2.jpg)
フォードのドアロック
#img(,clear)

・クライスラー、フォード、GMの自動車のドアロックのシリンダーは、次のような''ドアロック・リテイナークリップ(door lock retainer clip)''によって、しっかりドアに留められている。

#img(http://akademeia.info/main/image8/retainer.jpg)
#img(,clear)

 次のように約18インチのマイナスドライバーを挿入して、ドアロック・リテイナークリップの90°Bendを押し出して、除去することができる。

#img(http://akademeia.info/main/image8/retainer2.jpg)
#img(,clear)

・窓ガラスの周りにあるゴム(雨水や風が入り込まないようにするためのもの=weather stripping)を貫通させて、ドライバーを挿入する。または、ドアを開いたときに見えるrubber bumperを取り除いてそこからドライバーを挿入するという手もある。しかし、後者はドアが閉まっているときに使えない技である。ドア内部にアクセスできたら、ドアロック・リテイナークリップを取り外して、シリンダーを抜き取ってしまえばよい。 

 他には、荒業だがドアロックの近くに穴を開けて、そこからドライバーを挿入する手もある。

#img(http://akademeia.info/main/image8/retainer3.jpg)
#img(,clear)

・ドアに傷が付いてしまうが、それでもドアロックを除去したい場合は、次のようにボルトカッター(またはナットカッター)で挟み込んでシリンダーを抜き取るという方法もある。

#img(http://akademeia.info/main/image8/doorlock3.jpg)
#img(,clear)

 この方法はフォード、GMの自動車には使えるが、クライスラーでは使えない。なぜなら、クライスラーの場合、ドアロックのシリンダーはドアにしっかりくっついており、ボルトまたはナットカッターによる圧力を下に向けるような仕組みが採用されているからである。 

 フォード、GMの自動車からボルトカッターを使ってシリンダーを除去するアプローチがうまくいくのは、3分の2より少ないだろう。 

 ちなみに、ボルトカッター自体は6ドルぐらいで販売されている。 

・フォード社の一部の車のドアは、次の図のようにドアの隙間のゴムをはがすとシリンダーを止めているネジが見える。これをドライバーで外してしまえば、シリンダーを取り除くことができてしまう。

#img(http://akademeia.info/main/image8/door7.jpg)
#img(,clear)

 そうしたら、その穴からドライバーを挿入して、デッドボルトを押さえているひっかけを上に押せば、デッドボルトが右に押し出され、ドアが開錠される。

#img(http://akademeia.info/main/image8/door8.jpg)
#img(,clear)


*インプレッションによる開錠 [#i67ab8d7]

・''インプレッション''とは、その場で合鍵を作る技術である。

 車の鍵だけでなくあらゆる場面の鍵を作ることもインプレッションというが、ドアの鍵の場合は車の鍵ほど高くなかったり、取り付けが楽なので、インプレッションしてしまうぐらいなら破錠して新しい鍵を付けることが多い。つまり、現場でインプレッションをしなければならないときは大抵自動車の鍵開けの場面だけに限られるといってもよいだろう。 

・まず、インプレッションの解説に入る前に、自動車のドアロックの構造について復習しておこう。




*鍵番号利用による合鍵作製 [#of654a19]


*インプレッションによる合鍵作製 [#x663a5eb]


・すすを利用する方法以外にももっと手軽にできる方法として、ゼブラのマジック「マッキー」(赤色が最適)を用いる方法もある。これを''マッキートライアル''と呼ぶ。
 マッキーでブランクキーの側面、すなわち鍵山が刻まれる部分全体にマジックを使って色を塗る。後は普通のインプレッションと同様。


*ハンドカッター利用による合鍵作成 [#affc5132]

・ハンドカッターにブランキキーをセットして、爪きりのようにパチンパチンと切り取り、鍵山を整えていくことができる。 

・車の合鍵を作るとなると、従来は大掛かりな道具を使うか、それともインプレッションやすりを使ってブランクキーを少しずつ削っていくしか方法しかなかった。 

・ハンドカッターなら電源も必要ないし、経験が浅くても合鍵を簡単に作ることができる。


*ジプスコープ利用による合鍵作製 [#kcb46c4f]

・ジプスコープとは、鍵穴を覗いて山の高さを目測で測定するための装置である。

・構造的には簡単で、ループが付いたスティックとライトが柄になっているスティックで一対でとなる。病院で使われる内視鏡のようなものとイメージすればよいだろう。

・ディスクはシリンダー内で縦(奥方向)に並んでいるため、高さをきちんと読む取れるようになるには、経験値を積まなければならない。

・また最近の車に使われているディスクは1と2の高さ、3と4の高さが同じに見えてしまうという問題もあり、このアプローチによる合鍵作製はさらに難しいものとなる。 

・価格は8万円ぐらい。


*カーセンサー利用による合鍵作製 [#c23c07a7]

・鍵穴から直接シリンダー内部の山の高さ(タンブラーの高さ)を読み取り、それに合わせてブランクキーに刻みをいれる方法がある。このとき、鍵穴から電気的にタンブラーを読み取る装置を''カーセンサー''という。 

・車種にあったブランクキーと導電体のセンサー(先端パーツ)の先端を鍵穴に差込み、通電させることでタンブラーの高さを読み取る。

 先端パーツを本体にセットしてダイヤルを回すと、先端パーツから1mm程度のピンが飛び出しディスクを持ち上げて測定する。

 続いて、ダイヤルを手前に一段階引っ張り再びダイヤルを回せば、次のディスクの測定ができる。 

・測定された高さは、専用の掲示板に点滅させることで記憶できる。この先端パーツは、種類別に5種類用意されており、日本車ならほとんどをカバーする。
 ものによっては先端パーツの種類が多くあり、多いほど価格は上がる。 

・価格は20万円〜60万円である。


*トライアウトキー利用による合鍵作製 [#mdcc7540]

・キーの鍵山がある上下半分に切ったものを組み合わせることにより、キーパターンを再現する道具である。

・鍵穴に差込み、ディスクの高さを計測して、パターンを絞り込んでいく。