• 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
*目次 [#o8d1ea4d]

#contents

*クラウド・コンピューティング [#l2bd32dc]

-クラウドかプラットフォームまでの準備がすべて整っており、ユーザーはこの部分で手間を取る必要はない。しかし、ユーザーはこの部分に手を出せないということを意味している。
-クラウドでは一般にキー・バリュー型のデータストアが使用されるため、オンプレミス(自社運用)システムからの移行ではデータフォーマット変換が要求される。
-データストアアクセスではJOIN検索ができない。


*クラウド・コンピューティングの分類 [#x024b22a]

**サービスモデルによる分類 [#ub10469e]

***SaaS型 [#o6449aea]

-ハードウェアに対応する仮想マシン層、OSやDBに対応するOS/ミドルウェア層、その上にアプリケーション層がすべて揃っている。
-ユーザは用意されたアプリケーションをそのまま、あるいはカスタマイズして使用する。
--ユーザから見た場合は、従来からあるASPで提供されていたサービス形態と同様のものである。
--あらかじめ使いたい典型的なアプリケーションが提供されていれば、SssS型はユーザにとって最も効率的なクラウドの利用形態である。
-例:Force.com

***PaaS型 [#qae064e5]

-仮想マシン層とOS/ミドルウェア層は提供されているが、アプリケーションはユーザが作成してアップロードする必要がある。
-例:Google App Engine

***HaaS型(IaaS型) [#hd792c94]

-仮想マシン層は提供されているが、アプリケーションとOS/ミドルウェアはユーザが作成する必要がある。
-PaaS型に比べてユーザの好みに合ったクラウド環境を使用することができる。
-例:Amazon EC2

**配置モデルによる分類 [#l3c26111]

 配置モデルとはクラウドの利用形態のことである。例えば、一般不特定多数向け、社員向けなどのように限定されたユーザ向けなどのようにサービスの対象によって、クラウドを使い分けることができる。

***プライベートクラウド [#n695b86b]

-企業や団体組織などの単一組織によって運営されるクラウドプラットフォームである。
-プライベートクラウドはさらに自社運用型と他社運用型に分類できる。
--プライベートクラウドの自社運用型は、システム構成がクラウドの形態を取ること以外は従来のコンピュータ運用に近い。

**コミュニティクラウド [#r5e36003]

-企業や団体などで複数の組織によって共有使用されるクラウドプラットフォームである。
-プライベートクラウドに近い配置モデルである。
-共通した利害関係(ミッション、セキュリティ要件、ポリシー、コンプライアンスの検討)を持つ特定コミュニティを支援する。
-コミュニティクラウドはさらに自社運用型と他社運用型に分類できる。
--ここでいう自社運用型はコミュニティ内の要因が管理する場合になる。

**パブリッククラウド [#m2031a8e]

-一般の不特定多数のユーザを対象とした配置モデルである。
-産業体や組織体のユーザを対象としたクラウドの利用形態もこのモデルに含まれる。
-例:Google App Engine

***プライベートクラウドとパブリッククラウドの比較 [#r287d9ce]

||パブリッククラウド|プライベートクラウド|h
|サービス提供者|クラウドサービスベンダ|企業内IT部門など|
|サービス利用者|一般利用者(個人・企業)|企業内のユーザー部門|
|サービス配置|サービスベンダのITリソース|企業内のITリソース|
|サービスアクセス|[[インターネット]]|[[イントラネット]]|

**ハイブリッドクラウド [#va791cfd]

-2つ以上のクラウド(プライベート、コミュニティ、パブリック)から構成されるクラウドプラットフォームである。
-それぞれが1つのクラウドとして実体があるが、標準技術や独自技術によってクラウド間が相互接続されており、データとアプリケーションの相互運用性を実現している。


*参考文献 [#z430c99c]

-『クラウド・アーキテクチャの設計と解析』