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*目次 [#t10eb25f]

#contents


*特徴 [#b46117bc]

 サイドバー錠は基本的にディスクタンブラー錠の亜種(例外としてピンタンブラー錠のサイドバータイプもある)である。


*構造 [#xb816663]

・次のように、普通のディスクと形状が異なる。

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GMのサイドバー錠のディスクのひとつ
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・左側のV字の凹みが一直線に揃えば、シアラインが揃ったことと同じである。

#img(http://akademeia.info/main/image8/side2.gif);
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・6枚のディスクがあり、それを真横から見てみると次のようになる。黒っぽいところが凹みのところである。これが一直線になっていないので、内筒は回らない。

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 うまくピッキングが成功するか、正しい鍵が挿入されれば、次のように凹みが一列になり、内筒が回るのだ。

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・もう少しきちんと理解するために、正しい鍵を挿入する場面を見てみよう。ポイントは鍵の凸凹(上面)はディスクの右側の隙間に挿入されていき、その凸凹の高さによってディスクが上下し、最終的に左側のV字の凹みが一列になるわけだ。一列になると、バネによって左側から押されるので、V字の凸がちょうど凹に収まり、右側に移動する。そうすると、内筒が回る。

#img(http://akademeia.info/main/image8/side5.gif);
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 次の図を見てみると一目瞭然だろう。

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凸(サイドバー)が凹に収まっていないため、赤矢印のところでひっかかり内筒は回転しない。 
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ディスクのV字の凹が一列に並んだので、左側の黒い凸(サイドバー)がちょうど凹に収まり、右側にちょっとスライドする。そうすると、ひっかかりがなくなり、内筒が回転する。
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*ピッキングツール利用によるサイドバー錠の解錠 [#k50f4e6e]

・サイドバー錠には少なくとも6枚のディスク(ウェハー)があり、それぞれがfairlyで強いスプリングテンションの下にある。これをピッキングするにはかなり薄くて小さいものでなければならない。 

・あなたのピッキング能力がかなり高ければ、次のようなロッカーピックを用いることで開錠可能である。典型的なプロ用セットにはこうしたダブルエンドピック(両端にピックが付いているもの)が20近くはあるだろう。

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・サイドバー錠のピッキングの必要に迫られたら、大抵の鍵師は普通のレークピックと1/8''ドリルを組み合わせて、ピッキングするだろう。ドリルをなぜ使うのかというとサイドバーがシリンダーにかかるところを剥き出しにしなければならないからだ。 

#img(http://akademeia.info/main/image8/side8.gif);
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・穴を空けたら、そこにテンションをかける。普通のテンションではなく尖っていて細い棒を差し込み、右に軽く力を入れてテンションをかけるのだ。

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 その状態でキーウェイからレークピックでレーキングを行う。うまくV字の凹が一列になって、シアラインが揃えば、サイドバーは右側にスライドし、内筒が回ることができる状態になる。

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