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*目次 [#sf6fa3fb]

#contents


*業務プロセス [#tfa3ba07]

 企業間の取引業務は互いに関連している。段階的に進む業務の一連の流れを''業務プロセス(ビジネスプロセス)''という。


*取引形態 [#n0810895]

**OEM(相手先商標製品、相手先商標製造、相手先ブランド販売) [#e4f820a9]

 例えばA社が製造しA社のブランドで販売している製品XをB社に供給する。B社はこの製品の名前や外観などを変え、製品YとしてB社ブランドで販売する。すると、A社は生産量を増やすことができ、B社は自社で製造せず販売製品の種類や販売量を増やせるというメリットがある。

 なお、C社が自社の販売網を使って、A社ブランドの製品Xを販売することを''販売提携''と呼ぶ。


**カンバン方式(just in time) [#b64a50a6]

 生産ラインで在庫を極力削減し、必要なものを必要なときに必要な量だけ生産するためのシステム。トヨタ自動車で豊田喜一郎・大野耐一らによって開発された。部品ひとつひとつに「カンバン」と呼ばれる工程間の発注伝票(作業指示書)が付いている。各工程はその数で生産量を把握してカンバンの数量だけ部品を作る。重要なのは「必要なものを、必要なときに、必要なだけ作る」というコンセプトで、「ムダ」「ムリ」「ムラ」の3つの「ム」を徹底排除してこそ成り立つということである。

 カンバン方式の特徴は次の通りである。

-メリット
--商品ロス、在庫、生産工程、労働力などのムダが省ける。
-デメリット
--顧客からの注文があってから生産するので、問題は時間である。
---工程のムダ、部品調達ルートのムダ、稼働時間のムダ、物流のムダを徹底除去して対応する。


*CIM [#p8c40b11]

 自動者業界はコンピュータ導入前からカンバン方式という無駄のない生産システムを持っていた。コンピュータを導入することにより、設計から生産販売にいたるまでコンピュータで管理するCIMというシステムを構築してきた。


*取引における電子データ交換 [#u8bd1f38]

**EC(電子商取引) [#w01a722f]

 インターネット上で商取引の一部、または全部を行う形態を指す。

 具体例として次が挙げられる。

-[[オンライントレード]]
-[[ホームバンキング]]
-[[ファームバンキング]]
-[[オンラインモール]]


**EDI [#p7763697]

 EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)は、コンピュータネットを介して電子的に受発注・輸送・決済などのビジネス文書をやりとりすることである。国際標準として国連欧州委員会が開発したEDIFACTがある。

***構成規約 [#z84aa410]

 EDI規約の構成は次からなる。

-レベル1:通信プロトコルを規定
-レベル2:メッセージフォーマットなどのビジネスプロトコルを規定
-レベル3:業務運用規約。システム運用の取り決め
-レベル4:取引基本規約。EDI取引に関する基本取り決め

 このうち標準化の対象となるのがレベル1と2である。またレベル3と4は互いに通信する企業の当事者間同士の交渉で決められる。


**CALS(Commerce At Light Speed) [#f84d9411]

 製品の設計・受発注・生産・流通などに関するすべての情報をデジタル化し、インターネットなどを通じて企業間で共有・交換することで、コストの削減や生産・流通期間の短縮を図る仕組みである。文書データはSGML、設計データはSTEP(CADデータを互換性のあるデータに変換したもの)が標準として使われる。


*参考文献 [#e5065b8c]

-『2001秋 徹底解説 基本情報技術者本試験問題』
-『合格情報処理 2006,9月号別冊付録 情報処理技術者試験シスアド・基本情報 午前の教科書』
-『仕事の道具箱』
-『新世紀デジタル講義』