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*目次 [#g2e202fd]

#contents


*同期 [#g28297ae]

 データを伝えるときには、相手もデータを受け取る準備ができていないといけない。そして、どこからデータが始まるのか、受け取る側にはっきり伝える方法を考える必要がある。このデータを伝送するために送信側と受信側がタイミングを合わせることを、''同期を取る''という。つまり、送信側から送ったビット列を、正しく受信できるように、受信側のタイミングを合わせるわけである。

 コンピュータのようにデジタル的に情報を処理する装置は、その動作の仕方によって同期式と非同期式に分けられる。

-同期式
--クロックパルスを発生する回路を持ち、その装置内の動作はこのクロックパルスに合わせて進行するタイプ。
-非同期式
--同期式でないタイプ。

例:[[マイコン]]のCPUの動作も同期式である。記憶要素が変化するタイミング、即ちある転送が行われるタイミングは、必ずクロックパルスに同期している。


*各種同期方式 [#vce08207]

**調歩同期方式(非同期方式) [#b4e452b9]

 データ(通常は8ビットの1文字=8単位符号)の前後にスタートビットとストップビットを付けて、データごとに区切って送信し同期を取る方法。伝送するデータがない場合は、ストップビット(通常は1)の状態にしておく。

 1文字を伝送するのに10ビット必要なので、高速な伝送には向いていない。

**キャラクタ同期方式 [#f444808e]

 データの始めに同期用のも文字を2個以上付けて送信し同期を取る方式。

**フラグ同期方式 [#o2d2eac8]

 フラグパターンを送り続け、間にデータを挿入して送信し同期を取る方式。


*同期とフリップフロップ [#q25441a1]

 例えば、[[Dフリップフロップ]]を用いた4ビット並列[[シフトレジスタ]]を考える。このとき、入力データがバラバラに入力されてきたとき、4つの[[フリップフロップ]]の動作タイミングを合わせるためには、クロック入力を4つのフリップフロップに共通に加えればよい。こうすると、4つのフリップフロップは共にクロック入力のタイミングに合わせて動作するようになる。そのため、データを受け取る目的に用いるDフリップフロップや[[JKフリップフロップ]]には、同期信号を入力するクロック入力端子Cが設けてあるわけである。

 言い換えれば、「クロックパルスにまったく同期していない入力データ」を受けて、「クロックパルスに同期した出力」を作り出すものが、フリップフロップであると考えられる。


*参考文献 [#k349e63c]

-『制御基礎講座5 プログラム学習によるマイコン制御 基礎編』
-『1週間で分かる基本情報技術者集中ゼミ【午前編】 2006春秋』