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*目次 [#qfcc6d76]

#contents


*特性要因図 [#m488afdc]

-問題としている結果(特性)と、それに影響を及ぼしていると思われる原因(要因)との関連を整理して、一目でわかるように書き表した図のこと。 
--[[品質管理]]で使うときは、品質の特定や不適合個所とその原因との関連を表す。
-言語データを扱うのが特徴。
-問題点を整理したり、改善したりするときに、たくさんの人の違った意見を1枚の図の中に整理して表すことができる。
-特性要因図は、職場の問題の改善の手がかりを得る方法として、とても効果がある。 
-矢印が飛び交っている部分を''要因系(原因)''、左右を貫く矢印の終着点にあるものを''品質特性(結果)''と呼ぶ。
-形が似ていることから、「魚の骨」と呼ばれることもある。
--=フィッシュボーン
-QC活動の7つ道具
--フィッシュボーンはノート術としてというよりも、[[品質管理]]や問題解決などの代表的な方法として使われる。
-構造化と視覚化の両方を実現する。
-特性要因図は日本生まれ。
--東大名誉教授の故・石川馨【かおる】が考案した。
---品質管理の父と呼ばれ、QCサークル活動の生みの親とも呼ばれている。
-1952年、川崎製鉄の葺合【ふきあい】工場で実務に適用され大きな成果をあげ、実務界に広まっていった。
-品質管理の特性要因図では魚の頭は右側に書くことが多い。しかし、紙にどんな魚でもよいから描きなさいといわれたときに、自然に魚の頭を左側に描いていることでしょう。
--これはほとんどの図鑑や本で、魚の頭が左になっているからである。これは昔、頭を右側にして魚を解剖し、絵に残すときに左右反対にして絵を描いたからである(つまり、頭を左側をして絵を描いた)。これが今でも名残として残っているのである。
--ノート術として特性要因図を用いる場合は、魚の頭を左側にしたほうがスムーズに書けると思われる。
-問題解決には2つの特性要因図がある。
++問題・原因系の特性要因図
++課題・解決策系の特性要因図
-プロジェクトなどの全体像を特性要因図でまとめてから、大骨・中骨・小骨をガントチャートに落とし込むとよい。


*特性要因図を描くときのヒント [#red11756]

**フレームワークを用いる [#x21afacb]

-5W1H
--この観点で特性要因図を描くと、魚の大骨は6本になる。
-ヒト・モノ・カネ・情報
--会社の4つの経営資源。
-[[SWOT分析]]【スウォット、スワァット】
--自分や会社の環境を把握するためのフレームワーク。
--Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字を取った。
--自分の会社の中の内部の環境を強みと弱みに分けて、一方外部の環境を機会と脅威に分けて考える。
---機会と脅威がわかりづらければ、追い風と向かい風に置き換えるとわかりやすい。
-[[3C]]
--ビジネスにおける環境把握をするにあたって3Cが有効である。
--Customer(顧客・市場)、Company(自社)、Competitor(競合)の頭文字を取った。
--ビジネスにおいて、顧客を知ることが第一歩となる。その顧客が欲するものを自社のどのような強みを活かして提供していくかを考える。しかし、顧客に価値を提供していこうとするのは自社のみではない。
-[[4P]]
--顧客に対してどのような価値を提供していくのかを考える際には[[マーケティング]]の4Pを使う。
--Product(製品)、Price(価格)、Promotion(広告)、Place(チャネル)の頭文字を取った。
--4Pの組み合わせはマーケティングミックスとも呼ばれている。
--4PのPをバランスよく組み合わせて、顧客にマッチした価値を提供する。
-[[4M]]
--現場の問題を考えるためのフレームワーク。
--Man(ヒト)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)の頭文字を取った。
--特性要因図が品質管理のツールとして現場で使われ始めた頃から、生産現場把握や改善のために4Mが大きな骨として使われている。
-プロセス
--大きな骨を考える際に、意外と有効なものがプロセス(流れ)である。


*参考文献 [#r7f4ce81]

-『品質管理の演習問題と解答 QC検定試験4級対応』
-『年収が10倍アップする!フィッシュボーンノート術』