このページをはてなブックマークに追加このページを含むはてなブックマーク このページをlivedoor クリップに追加このページを含むlivedoor クリップ
  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
  • レイヤ3スイッチ へ行く。

*目次 [#f4c4ec99]

#contents

*レイヤ3スイッチ [#s6732ae9]

-レイヤ3スイッチはハードウェアレベルでの処理が行われるため、[[スイッチ]]と呼ぶこともある。
-最近では[[LAN]]とLANを接続する場合には、[[ルーター]]に代わって、処理が高速なレイヤ3スイッチが多く使われるようになっている。

*レイヤ3スイッチの構造 [#h6f70e19]

-レイヤ3スイッチには、[[MACアドレス]]による中継を行うスイッチチップに加え、[[ルーティングテーブル]]などの管理を行う[[CPU]]が備わっている。
--ただし、レイヤ3スイッチの主役は、中継処理に特化したスイッチチップである。

*レイヤ3スイッチの動作 [#q0410562]

1:コンピュータから送信されたMACフレームは、PHYチップで復号された後、スイッチチップに渡される。

2:スイッチチップは[[スイッチングハブ]]([[LANスイッチ]])におけるMACチップと同じように、[[SFD]](スタートフレームデリミタ)に続くフレームヘッダをバッファメモリに格納すると、[[FCS]]を使ってエラーチェックを行う。

3:エラーがなければ、メモリ上のARPテーブルを参照して、送信先のポートを検索する。~
 該当するポートがあれば、バッファ内のMACフレームを、オートを管理するスイッチチップに送り、該当するポートのPHYチップによって符号化された波形が送出される。

 ここまでの処理はスイッチングハブと同様である。

 しかし、宛先MACアドレスがレイヤ3スイッチ自身のアドレスになっていた場合、レイヤ3レベルの処理に移行する。~
 宛先のMACアドレスが自分自身であるということは、[[IPアドレス]]によるルーティングを示している。この段階からレイヤ3スイッチ特有の処理が始まる。

4:スイッチチップは、メモリ上のルーティングテーブルを参照し、中継先のIPアドレスを調べる。中継先のIPアドレスが見つかれば、続いて[[ARPテーブル]]を参照して、次の中継先となるルーターなどのMACアドレスと出力するポートを調べる。

5:中継先のポートが見つかると、スイッチチップはデータを送り出すための処理に移る。~
 IPヘッダのチェックサムを計算して、ヘッダ部のエラーを検査する。ただし、[[FCS]]によるチェックを行っているので、チェックサムの計算は省略されることもある。

 次に、ヘッダの[[TTL]]の値を1つだけ減らして、中継先のMACアドレスと、自分のMACアドレスとMACヘッダに書き込み、バッファ内のデータをくっつけて、該当するポートを管理するスイッチチップに送る。

 そして、PHYチップによって電気波形に変換され、中継先の機器へ送り出される。


*参考文献 [#d50bf69a]

-『Windows7ネットワーク逆引き大全』