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*目次 [#u389cb1c]

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*危険物 [#a80466ef]

 一般に危険物とは、引火性物質・爆発性物質・有害性物質などの危険性のある物質の総称である。これらの物質は、貯蔵・取扱いをする上でその安全を確保するために、消防法・火薬取締法・劇物及び劇物取締法などによって、保安の規制が行われている。

-消防法で定めた危険物:重油、ジエチルエーテル、ゴマ油、ガソリン、灯油、アルコールなど
-火薬類:一般の火薬、ダイナマイトなど
-高圧ガス:プロパンガス、水素ガス、天然ガスなど
-毒・劇物:硫酸、水銀、青酸カリなど

**危険物取扱者試験における危険物 [#y3da7be1]

 危険物取扱者試験における危険物は、消防法で定める危険物である。消防法上の危険物は、消防法別表第1において化学的・物理的性質により、第1類から第6類までの6つの性質に分類し、さらにその類ごとに品名を指定している。
 危険物取扱者試験における危険物は、消防法で定める危険物である。第2条7項に「危険物とは、別表に掲げる発火性または引火性物品をいう」と定められている。

 消防法上の危険物は、消防法別表第1において化学的・物理的性質により、第1類から第6類までの6つの性質に分類し、さらにその類ごとに品名を指定している。

-第1類
--酸化性固体:過酸化物
--可燃物と混合すると酸化して、激しい燃焼を起こす危険性を有する。
---素酸塩類
---過塩素酸塩類
---無機過酸化物
---亜塩素酸塩類
---臭素酸塩類
---硝酸塩類
---ヨウ素酸塩類
---過マンガン酸塩類
---重クロム酸塩類
---政令で定めるもの
---以上を含有するもの
-第2類 
--可燃性固体:発火性物品 
--火災により着火しやすい。
--比較的低温で引火しやすい。
---硫化リン
---赤リン
---硫黄
---鉄粉
---金属粉
---マグネシウム
---政令で定めるもの(未制定)
---以上を含有するもの
---引火性固体
-第3類 
--自然発火性物質(固体・液体)/禁水性物質(固体・液体):禁水物質 
--空気や水が厳禁。
---カリウム
---ナトリウム
---アルキルアルミニウム
---アルキルリチウム
---黄リン
---アルカリ金属及びアルカリ土類金属
-第4類
--引火性液体:可燃性液体 
--引火性を有する液体。
---特殊引火物
---第1石油類
---アルコール類
---第2石油類
---第3石油類
---第4石油類
---動植物油類
-第5類
--自己反応物質(固体・液体):自己燃焼物 
--加熱などの分解の自己反応により、多量の発熱または爆発的に反応が進行する。
---有機過酸化物
---硝酸エステル類
---ニトロ化合物
---ニトロソ化合物
---アゾ化合物
---ジアゾ化合物
---ヒドラジンの誘導体
---ヒドロキシルアミン
---ヒドロキシルアミン塩類
---政令で定めるもの
---以上を含有するもの
-第6類
--酸化性液体:強酸 
--混在する他の可燃物の燃焼を促進する性質を有する液体。
---過塩素類
---過酸化水素水
---硝酸
---政令で定めるもの
---以上を含有するもの

 消防法で定める危険物はガソリンや硫黄のように常温(20度)、常圧(1気圧)で液体または固体である。プロパンガスや水素ガスは常温・常圧で気体なので、消防法で定める危険物に含まない。


*危険物の各類ごとの判定試験 [#z59c6142]

-第1類
--酸化力の潜在的な危険性を判断するための試験
--衝撃に対する敏感性を判断するための試験
-第2類
--火災による着火の危険性を判断するための試験
--引火の危険性を判断するための試験
-第3類
--空気中での発火の危険物を判断するための試験
--水と接触して発火しまたは可燃性ガスを発生する危険物を判断するための試験
-第4類
--引火の危険性を判断するための試験
-第5類
--爆発の危険性を判断するための試験
--加熱分解の激しさを判断するための試験
-第6類
--酸化力の潜在的な危険性を判断するための試験


*参考文献 [#q8a51656]

-『試験に出る超特急マスター 乙種4類危険物取扱者問題集』 
-『実況ゼミナール!乙種4類危険物取扱者試験』
-『チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類 危険物取扱者テキスト 改訂版』