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  • 防火管理者 へ行く。

*目次 [#wec3a21c]

#contents


*防火管理者 [#f0c8f45c]

-防火対象物の管理について権原を有する者は、防火管理者を定めなければならない。
-棒管理者は防火管理講習を修了し、かつ当該防火対象物において防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理的または監督的な地位にあるものとされる。
-一定規模以上の防火対象物には、防火管理上必要な業務を行うために、防火管理者を選任しなければならない。
-防火管理者を選任するのは、管理権原者(その防火対象物の管理について権原を持つ者)である。
--具体的には、建築の所有者、テナントの事業主など
-管理権原者自身が防火管理者になっても構わない。

*防火管理者を置かなければならない防火対象物 [#r06df2e1]

-防火管理者の選任が必要なのは、多数の人が出入りしたり、勤務したり、住んでいる防火対象物である。

|施設等|収容人数|h
|要介護福祉施設等(令別表第1(6)項ロの用途)|10人以上|
|特定防火対象物|30人以上|
|非特定防火対象物|50人以上|

-1つの敷地に同じ用途の防火対象物が複数あり、管理権原者が同一人であれば、収容人員を合計して防火管理者が必要かどうかを判定する。

**防火管理者を置かなくてもよい施設等 [#x826bb82]

 以下の施設等については収容人数にかかわらず、防火管理者は不要である。

-準地下街((地下道とその地下道に連続して建築物の地階を合わせたもの。ただし、特定防火対象物の用途に共される部分が存するものに限る。))
-アーケード(50[m]以上のもの)
-山林(市町村長が指定したもの)
-舟車(総務省令で定めたもの)


*防火管理者の業務 [#t1e2e23f]

+消防計画の作成および届出
--消防計画には次のようなものを記載する。
---自衛消防の組織
---消火・通報・避難訓練の実施
---避難施設の維持管理
---火災予防上の自主検査
---防火上必要な教育
+消防計画に基づく消火・通報・避難訓練の実施
+消防用設備等の点検・整備
--消防用設備等の工事は消防設備士(甲種)、整備は消防設備士(甲種・乙種)の業務であるが、軽微な点検・整備は防火管理者の業務範囲内である。
---例:屋内・屋外消火栓設備のホースまたはノズル、ヒューズ類・ネジ類等部品の交換、消火栓箱・ホース格納箱等の補修
+火気の使用・取り扱いの監督
+収容人員の管理
+その他、防火管理上必要な業務
--収容人員の整理など

#divid(s,proof)
[補講][[危険物]]の取り扱いは防火管理者の業務に含まれず、危険物取扱者の業務に含まれる。 ◇
#divid(e,proof)

*防火管理者の選任 [#rbe55a2e]


|甲種防火管理者|特定防火対象物で延べ面積300[mSUP{2};]以上、または非特定防火対象物で延べ面積500[mSUP{2};]以上を管理する防火管理者。|
|乙種防火管理者|その他を管理する防火管理者。|

 上記の表を言い換えると、次のようになる。

|特定防火対象物|30人以上|300[mSUP{2};]以上|甲種防火管理者|
|~|~|300[mSUP{2};]未満|乙種防火管理者|
|~|30人未満|−|選任不要|
|非特定防火対象物|50人以上|500[mSUP{2};]以上|甲種防火管理者|
|~|~|500[mSUP{2};]未満|乙種防火管理者|
|~|50人未満|−|選任不要|



#divid(s,proof)
[補講]防火管理者を置く・置かないは、収容人数によって決まるので、面積や消防用設備の設置の有無には関係ない。

ただし、防火管理者の種別については、延べ面積が一定以上の対象物は甲種防火管理者を選任する必要がある。

|防火対象物|延べ面積|h
|特定防火対象物|300[mSUP{2};]以上|
|非特定防火対象物|500[mSUP{2};]以上|


#divid(e,proof)


*防火管理者の責務 [#ad6d35fd]
[補講]消防の用に供する設備の整備およびび軽微な工事は該当しない。 ◇

*防火管理者を定めなければならないところ [#e73c2581]
-建造中の甲板数11以上の旅行船で、収容人員が50人以上のもの。
-新築工事中の収容人員50人以上の建築物で(外壁、床または屋根のあるもので電気工事中のもの)、延べ面積50,000mSUP{2};以上のもの、地階の床面積の合計が5,000mSUP{2};以上のものも対象となる。



*防火管理者についての特例 [#j7983422]

-共同住宅等において、管理者が遠隔地に勤務している等の理由により適切な管理ができない場合、消防長等の判断で防火管理者の要件を緩和することがある。

*参考文献 [#ec2e4906]

-『イラストレーション消防法 <建築物>』
-『6類消防設備士精選問題集』
-『やさしいイラスト図解 消防設備士4類試験に合格する本 改訂版』
-『ラクラク突破の4類消防設備士スピード学習帳』
-『ラクラク突破の4類消防設備士解いて覚える問題集』