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  • CPUの歴史 へ行く。

*目次 [#kf246e5d]

#contents


*はじめに [#i7532fe1]

 ここではMPUとCPUを一緒に紹介する。


*CPUの登場のきっかけ [#g3f2416a]

 当時の日本では、[[電卓]]の開発にしのぎをけずっていた。高性能かつ便利な電卓を、より安く作るために、心臓部に相当する[[IC]]の規模を大きくして[[LSI]]にすることで、それまで約20個ほど使われていた部品を3,4個に減らそうとしてた。そこで、電卓メーカーはLSIの製造技術を持つ[[アメリカ]]のICメーカーへ開発を依頼する。

 LSIの開発には時間も人手もかかるのに対して、ICメーカーには各社から多くの注文が舞い込んできた。その多くの注文は電卓用のLSIであったので、機能はほとんど同じであり、注文ごとに作り直すのは効率が悪いと考え始めた。一方、日本の電卓メーカーも新機種を開発する度に新しいLSIの開発を依頼していたのでは時間もお金もかかってしまうと考えていた。このように、一部分を変更するだけで、大部分はそのまま変更なしに機能を自由に変えられるようなLSIの開発が進められた。その結果1971年にIntel社から発表されたのがMPUの[[4004]]である。


*年表 [#he23e3df]


-1971年
--Intel社が[[4004]](最初の4ビットMPU)を発表。
---開発動機は日本のビジコン社からの注文。
---現物が日本にやってきたのは翌年4月。
-1972年
--Intel社が[[4040]](4ビット)、[[8008]](最初の8ビットMPU)を発表。
-1973年
--Intel社が[[8080]]([[8008]]の改良版)を発表。
-1974年
--Intel社が[[8080A]](汎用8ビットMPUの代表的機種)を発表。
---セカンドソースはNEC・三菱電機・TIなど
--Motolora社が[[6800]]を発表。
---セカンドソースは日立・富士通・AMI・Fairchildなど
--東芝がTLCS-12(12ビット)を発表。
--ナショナルセミコンダクが16ビットを発表。
-1975年
--Fairchild社が[[F-8]](最小2チップでマイコン構成)を発表。
--Fairchild(フェアチャイルド)社が[[F-8]](最小2チップでマイコン構成)を発表。
--セカンドソースはMotorola・Mostek
-テキサスインスツルメンツ社が[[MS-1000]](最初の4ビット1チップマイコン)を発表。
-1976年
--ザイログ社が[[Z80]](8080系)を発表。
---セカンドソースはシャープ・NEC・Mostec
--Intel社が[[8048]](8ビットの1チップマイコン)を発表。
--Intel社が[[8048]](8ビットのワンチップマイコン)を発表。
--日立製作所と富士通が製造方法などには若干の差があるが、機能的にはMotorola社のM6800のデッドコピーとなるマイコンを大量生産し始める。
--テキサスインスツルメントが[[9900]]を発表。
--フェアチャイルドが[[3859]]を発表。
-1977年
--Intel社が[[8085]]([[8080A]]の上位機種、最小3チップでマイコン構成)を発表。
--松下電器工業もマイコンの生産を開始。
-1978年
--NECが[[μCOM-1600]](高性能16ビット)を発表。
--Intel社が[[i8086]](高性能16ビット)を発表。
--ザイログ社が[[Z8000]](高性能16ビット)を発表。
-1979年
--Motorola社が[[MC68000]](高性能16ビット)を発表。
-1980年
--Intel社が[[IAP×432]](高性能32ビット)を発表。


*世代によるCPUの区分分け [#l461b4f7]

-第1世代
--4004,8008
-第2世代
--8080,6800
-第3世代
--8085


*参考文献 [#jf9561d7]

-『必修TK85で学ぶ マイコン制御とアセンブラ入門』
-『組み立てから活用法まで マイコン入門』
-『マイコン入門心得帖』